天使とは
(ラファエッロのフレスコ画:ガラティアの勝利 のキューピッド(プットー)部分)
天使とは
天使(エンジェル)の語源は、ギリシャ語のAngelos(アンゲロス)で
「伝令」や「使者」という意味があります。
天使はどこから
天使とは、もともとゾロアスター教、キリスト教やユダヤ教、イスラム教
などの聖典や伝承に登場する「神の使い」のこと。
単一のものからの出展ではないので、統一されたものではなくて、
いろいろな天使がいます。
ある聖典に載っている天使や、ある伝承にしか出てこない天使がいます
天使の9階級
また、エンジェルにもいくつかの階級があると言われていて、
いろいろな考え方がありますが、一般的には9階級と考えられています。
9階級は、3グループに分類され、それぞれのグループには
3階級のエンジェルがあてはめられています。
(「夢をかなえる天使辞典」 天使の九階級 より 編著:CR&LF研究所)
人間に近い方から順に、主な名称で表します。(カタカナは複数形)
1番めのグループには、
- 天使(エンジェルズ)
- 大天使(だいてんし・アークエンジェルズ)
- 権天使(けんてんし・プリンシパリティーズ)
2番めのグループには、
3番めのグループには、
天使の名前は、いろいろな呼び方がある
天使のことに触れていく時に、1つだけややこしいのは名前です。
同じ天使なのに、いろいろな名前があります。
スペルが少し違っていると名前がちがってしまうし、
言語によって読み方が変わります。
たとえば、大天使チャミエルは、
カマエル
カミエル
ケムエル
などの名前で呼ばれることがあります。
名前が違うから、別々の天使だと思っていても、
同じ天使の時がありますので、ちょっとややこしいですね。
天使の性別・羽
天使はいろいろ姿で描かれています。
実は、本来はエネルギー(波動)としての存在なので、
性別というものはないと考えられています。
また、天使の羽も、初期のキリスト教絵画では描かれておらず、
中世になってから羽が描かれるようになったようです。
エンジェルバイブル(著:ヘイゼル・レイブン)から引用すると
「天使は純粋なスピリットで、性別のない波動的な存在です。
男性と女性の性質の両方を完璧に備えているため中性といえます。」
「天使は純粋なすスピリットなので粗雑な肉体としての
姿は持っていません。」
それでも、我々人間が理解しやすいように人間に近い姿で表れたり、
絵などに表す場合に羽を持った存在として描くことがあります。
このサイトでは
このブログでは宗教とは一線を画するため、「神」の代わりに
「天」や「宇宙」ときには、「宇宙の根源」などと表現するようにします。
また、いろんな階級の天使がいますが、このサイトでは、
特に区別せずに「エンジェル」という表現をしていきますね。
もう一度、エンジェルのことを、このサイト風に表し直すと
「天からの使者」「宇宙(宇宙の根源)の使者」のことで、
「羽」がある存在と考えます。